前回のあらすじ
よにん「次鋒やんま行きます!有利!有利!ヤン有利!」
おれ「こ、こいつら、無茶苦茶言ってきおるわ」
そんなこんなで、椅子に座る。
おれ「とりあえず初戦だから落ち着いていこう。クールに…クールに。深呼吸…深呼吸…」
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ファイト!
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おれ「ヒッヒッフー!!ヒッヒッフー!!!
開幕は感謝の弱快跑!投げ!
開幕は感謝の弱快跑!投げ!
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かち。内容は覚えてない。何がクールじゃ。
そんなもん出来てたら、EX蟷螂5発安定しとるわい。
中元「やりおる。次はケンですね」
無銘「うむ、俺の教えを思い出すのだ」
おれ「無銘さんの教えか…」
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無銘「ケンの対策?しらん。気合だ。あと練習中は水を飲むな」
無銘「大阪における夜の地上戦を教えてやろう。“起き”のやんちゃな子猫。これはケンのしゃが中パンに匹敵する安定感だよ」
無銘「マットヘルスを制するものは、試合を制する」
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おれ「うーむ、特になにもなかったな!」
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ファイト!
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おれ「南無三だーーー!!!当たれぃーーーーー!!!」
年の数だけ蟷螂斬を打って、かち。
次のオロ戦も勝ち。なんかいい感じ。
たいよ「いいかんじっすね。次はユリアンですね」
おれ「ユユユユユユリアン…!」
当方、ユリアンは大嫌いである。
本当に大会で当たりたくない…非常に嫌なカードなので、露骨に表情が曇る。
困ったな。どうしよう…。
そう考えていると、試合を終えたであろう、お馴染みゲームレストランの管理人であるゴールドリバー氏が通りかかる。
ゴールドリバー「なんや。次はユリアン戦か?ワシとの普段の試合を思い出すんや!」
おれ「ゴールドリバー氏との普段の試合…」
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ゴリバ「エイジスリフレク…テリブル!」
ゴリバ「テリブル!テリブル!テリブル!いい子になーれ!いい子になーれ!」
ゴリバ「甘えの飛びには、上スフィアからの!良質な!タックルが!入るん!でs…きもティー!」
椿「エイジスリフレク…テリブル!」
椿「きみが!」
椿「泣くまで!」
椿「テリブルを!!」
椿「やめない!!!」
ゴリバ「今日は勘弁しないぞ。屈大P→EXタックル→大タックル→中タックル[SC]→小エイジス→後ろにさがって大タックル(押し込み)→めくり中ニー→屈大P→中タックル[SC]→小エイジス→後ろにさがって大タックル(押し込み)→めくり中ニー→屈大P→EXタックル→大タックル→中タックルだ。ヤンユリアンは五分。ヤンユリアンは五分」
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ファイ!
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おれ「…………」
たいよ「すっげぇ…あのひとエイジス後は全部立ちガードしてるよ…。下を完全に捨てている…」
エイジス後に、下段からフルコン食らって死亡。
ゴールドリバーさん、いつもありがとうございました。
私の次は中堅で、たいよさんが出るも一歩及ばず負け。
無銘「そろそろ私かな?」
おれ「いや!特に意味はないけど、貴方は大将固定です。中元くんゆけい!」
無銘「え!なにそれ!!」
中元「殺(シャ)ーーー!!!!」
中元くんは、ドラゴンボールとブレイブルーと鉄拳。Xrdに…あと気まぐれでKOF14やらスト5とか、最近ではファイティングレイヤーexとか、もはやFFのラスボスばりにグチャグチャで何勢なのか分からないけど、大会では妙にパフォーマンスを発揮してくれるので、わりと信頼をしている。
中元「ダッドリーの強いボタンって、どれでしたっけ」
たいよ「右上がアンパンチ。右下がアンキック。相手は死ぬ」
中元「そうだ!嬉しいんだ!生きる喜び!例え!胸の傷が傷んでも!!!」
ミュー「お、おい!カメラ止めろ!」
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ベコベコにして勝ち。
これで、相手は大将を残すのみ。
続きはまたこんど。