コロナの影響で、仕事は時短に週末は自宅待機と、
僕は、とにかく暇を持て余していたので、料理に挑戦をすることにした。
ちなみに、ぼくの自炊レベルは、せいぜい肉と野菜を炒める程度である。
しかし、いまは便利なもので、クックパッドとYouTubeをみれば、
親切丁寧に作り方が書かれてあり、料理の素人でも、それを見ながら必死になれば、
なんとか形になるから、非常に便利な時代となった。
最初に作った。チャーハン。
おれ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
おれ「俺、料理の才能あるかも」
おれ「ありがとう。テンテン君。おれのサイダネ、ここにあったわ」
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おれ「よし、こんどはオムレツを作ろう!」
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おれ「ギャーーーー!超むずい!!!!!!!!」
ゴ~リ~バ~
も~~~~ん!!
…という、わけで僕たちのドラえもんこと、
プロの料理人であらせられる、ゴールドリバー様にオムレツの作り方を教わりにいくのであった。
おれ「そんなわけで、私にオムレツの作り方を教えてください」
GR「いいよ。わかりやすく教えてあげるね」
おれ「ありがとう!!!」
GR「まず、卵を3つくら割って、とかします。調味料はちゃんととかした後に入れましょう」
GR「フライパンに固形バターを一切れ入れて、熱します」
おれ「うんうん」
GR「熱し終わったら、卵を入れてかき回します。これの目的は卵がダマにならないためです」
おれ「うんうん。ちなみに、何秒くらいかき回すのですか?」
GR「1800フレームです」
おれ「(急にわかりづらくなった…)」
GR「フライパンを傾けて、玉子を寄せてあげる」
GR「ちゃんと、両サイドを裏返して耳を作ってあげる」
おれ「ふんふん」
GR「そうして、ここでリズムよくトントンとして、くるって裏返します。そうだな。君にわかりやすくいうと、ヤンのEX蟷螂斬と同じリズムだね」
GR「ハイ(トン)・ホイ(トン)・ハイ(トン)・ホイ(トン)………ハーイ(タマゴをくるっと)」
おれ「おお。きれい!」
GR「あとは盛り付けておわり」
おれ「さすが!!!プロ!!!」
GR「これは練習あるのみやな。ワシも若いころは、沢山失敗をしたものだよ」
おれ「やってみる!!」
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おれ「フライパンに卵をいれて、1800フレームかきまぜて…端に寄せて耳を作って…」
おれ「ここだ…!! ハイホイハ…ホ…!」
おれ「ホーーーーーーーーーーーーイ!!!」
GR「4ヒット~~~~~~~!!!」
おれ「ひ~~ん!超むずい~~!!EX蟷螂15年やっても安定しない!」
GR「落ち着いて~~!ゆっくり~~!」
おれ「ハイ・ホイ・ハイ・・・ホイ・あ~ん!繋がってない!!」
GR「ハイ・ホイ……ハイ・ホイ・ハイのタイミングだ!」
おれ「ハイホハーイ!!」
GR「奇跡のEX蟷螂3ヒット!!」
GR「ゲーセンいくぞ!!」
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おれ「ハイホイハホーイ!」
GR「ゆっくり~~!」
おれ「ハイホイハホーイ!」
GR「落ち着いて~~!」
おれ「ハイホイハホーイ!」
GR「あんよは上手!あんよは上手!!」
おれ「うおおおおおおおおお!」
おれ「ハイ!!」
おれ「ホイ!!」
おれ「ハイ!!」
おれ「ホイ!!」
おれ「ハーーーーーーーーーーーーイ!!」
GR「It's~~~!!(それーーーー!)」
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…と、まぁそういう感じじゃよ。
ハイジ「意味がわからないよ!結局、やんまはオムレツが作れるようになったの?ゴールドリバーのおじいちゃん」
・・・
ハイジ「おじいちゃん…?おじいちゃん…?」
ハイジ「ゴールドリバーのおじいちゃ~~~~ん!!!」
みてください。この表情。
あなたは、こんな顔で死ねますか?
(おわり)